スミレの閉鎖花(28) ビオラ
今回はちょっと閉鎖花を“休憩”して、玄関前のプランターのビオラ(タフテッド・パンジー)の開放花を解剖してみました。かなり大きくて萼などは写真を2枚も使ってしまいましたけれど、写真 1.〜7.までが蕾。写真 8.〜11.までが完全に開いた花の解剖連続写真。写真の上部の目盛りは1mmです。
花柱や柱頭の形、側面の毛など、オオバキスミレなどのchamaemelanium節の雌蘂と似たところもあります。写真 9.〜10.を拡大しますと良く分かるのですが、5個の葯は両脇に長い毛を生やしていて、それがお互いに絡まり、なかなか離れてきません。がっちりとスクラムを組んで、中に花粉を閉じ込めているように思えます。
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