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国立科学博物館

今日は国立科学博物館です。

 植物タイプ標本データベースType Specimen Databaseを開きます。
全部で425あります。ここで検索。
ViolaではViola senamiensis Nakaiイソスミレなど7点ヒットします。画像解像度は3段階に分かれ、非常にすばらしいものです。

 国立科学博物館ではサイエンスミュージアムネットという全国の科学系博物館の情報や、自然史系の標本に関する情報をまとめて検索できるポータルサイトも提供しています。
 Web情報検索、自然史情報検索、GBIF Portal の三つです。
このなかで植物標本情報を調べることが出来るのはあとの二つ。

○自然史情報検索
全国の自然史系博物館が所有する、生物多様性に関する標本情報を検索することができます。まずここに入ってみます。
ここで検索します。
Violaでは7840件、北海道で絞り込むと81件になります。九州大学 が7、倉敷市立自然史博物館 が40、兵庫県立人と自然の博物館(植物) が16、岩手県立博物館が9、茨城県自然博物館が9です。
それぞれのレコードの詳細情報を開きますと、学名・和名・採集地・採集日などのデータが同じ書式に従って表示されます。標本画像はありません。また博物館によっては採集地のマップ表示が可能なレコードもありますが、時にとんでもない外国に分布点があったり、同じ北海道のなかでも大雪山のデータの分布が街の近くにあったりして、単なる測地系の違いではなさそうです。
直接それらの博物館を見てみました。

 倉敷市立自然史博物館と、岩手県立博物館では植物標本情報は公開していません。
兵庫県立人と自然の博物館ではここから検索できました。Violaceaeで1082件あり、標本画像は1〜2割くらい用意されていました。残念ながら解像度はあまりよくありません。不思議なことに北海道のスミレは一つもないのです。サイエンスミュージアムネットには違うデータを載せているのかも知れません。
九州大学総合研究博物館植物標本データベース
Viola・北海道で検索して見ますとフギレオオバキスミレなど4点が現れます。さきほどの7点のなかの4点と同じもので、やはり標本画像はありませんでした。

 国立科学博物館には
これとは別個に以下の標本採集地データベースも提供されています。標本画像はありませんが美しい生態写真が用意されています。
「日本のアザミー高山に生きるアザミたちー」
「マメ科ハギ属ヤマハギ節標本データベース」
「日本産ホトトギス属植物」

3つのポータルサイトの三番目、GBIF Portalは巨大で奥の深いデータベースなのでまた日をあらためて訪ねたいと思います。

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