タチツボスミレ(4)
芽室町をあとにしてあちこち寄り道しながら襟裳まわりで帰路につくのですが、旅立つ前に一言。
家に帰って来てからこの防風林脇にある神社の敷地内のスミレのリストを見ました。それによりますとアオイスミレがあると言うことになっていました。私はエゾアオイスミレと書きましたが、事前にそのリストを見て行かなかったので花後の姿の印象だけでそう思ったのです。
いつまでも気になったので、9日の旅の行く先を新得町のオダッシュ山として、帰りに再び芽室町に走り、その神社のスミレを見てみました。やはり結論は変わりませんでした。家の軒下に植えてあるアオイスミレとエゾアオイスミレ、そしてこの謎のスミレをよくよく見比べてみましたが、やはり私にはエゾアオイスミレとしか言えません。そして、この二種類は印象としてはずいぶん違うのに、ルーペや顕微鏡で見るとよくよく似ているのに驚きました。その違いを明示した参考書もありませんでした。こうなるとがぜんファイトが湧いてくるのですが、これ以上書いていると、散歩でなくて探訪になってしまいそう(^_^)なのでやめます。
写真は大樹町晩生の海岸林内で見たオオバナノエンレイソウの群落の中のタチツボスミレです。
2007年6月
大樹町にて撮影。
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