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北の花つれづれに

Kitanohana_3

Book 北の花つれづれに

著者:梅沢 俊
販売元:共同文化社
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1995年から97年まで朝日新聞北海道版に80回に渡り連載された記事に、新たに11編を加え加筆訂正して一冊としたものです。当時、私も人後に落ちず毎週毎週この写真入りコラムを待ち望み、スクラップを作って楽しんだことを思い出します。

 著者の梅沢俊氏は植物写真家として北海道の花好きの人なら知らぬ人とてない有名人。その飾らぬ人柄と軽妙洒脱な文章はだれしもファンにさせずにはおきません。

 この本にスミレが3種登場します。ナガハシスミレ、アケボノスミレ、エゾアオイスミレ。
 ナガハシスミレは後志地方以南にのみ分布すると思われていたのが、とんでもなく離れた道北にも見つかったという話題。写真はそれまで北限と思われていた地で写されたもの。
 アケボノスミレはやはり道南の限られた所にしか見られないがその年なぜか花つきが良く、話を聞いたスミレ情報センターの五十嵐さんが即飛んで行ったという話。スミレはかくも人を引き付ける存在なのかと結んでいます。写真はまさに春はアケボノ! 私も見てみたい。
 最後はエゾアオイスミレ。同じ植物写真家の永田芳男氏に車を使わずにこのスミレを写せる場所を紹介してたいへん感謝されたという話題。
 写真はその場所のものではなく石灰岩地に生えていたもので、エゾアオイスミレの特徴が見事に立体的に浮き出た最高の1枚です。

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