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タニマスミレ

2005年6月22日 Up分
北方系のスミレで日本では北海道だけで見られる絶滅危惧種です。北海道に自生するスミレでまだ出会っていないので写真を紹介できないのは、シレトコスミレ、タカネタチツボスミレ、チシマウスバスミレ、アケボノスミレ、ニオイタチツボスミレ、コスミレ、イブキスミレといったところでしょうか。いずれも道東や道南などの限られた地域に生育するというスミレです。
 もともとこのホームページは全種類の写真を撮ることが目的なのではなくて、山道やハイキングで出会うスミレの名前を知ってほしいという気持ちで急に思い立って始めたものです。いままでに紹介した24種ほどを覚えさえすればまず99%は言い当てられると思います。
 これからも生育環境や雰囲気が良く出た写真が撮れたら載せてゆきたいと思いますのでぜひ雰囲気分類学に挑戦してみて下さい。
2003年7月
大雪山にて撮影。Tanima

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オオバタチツボスミレ(2)

2005年6月21日 Up分
これは夕張山系の高山帯で出会ったオオバタチツボスミレ。全体にとてもコンパクトで15cm位しかありませんでした。このようなタイプのオオバタチツボスミレを以前はタカネタチツボスミレと呼んでいたのですが、2004年3月に出された「増補改訂 日本のスミレ」で著者のいがりまさしさんが、知床半島の高山帯に生育するタカネタチツボスミレはオオバタチツボスミレの高山型ではなくてカムチャッカから千島列島を経由して日本に住みついた別種だとする説を発表されました。
 見分けのポイントの萼を見てもそうですし、近くにもうちょっと大きなオオバタチツボスミレが咲いていましたので、単に小型になっただけのようです。それにしてもまた北海道のスミレの種類が増えてしまいました。
2004年7月
夕張山系にて撮影。Oobatachitubo2

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タチツボスミレ(2)

2005年6月20日 Up分
これはタチツボスミレの品種でオトメスミレと呼ばれているものです。花びらが真っ白で花の後ろに突き出た距だけがピンク色を留めています。右二つの花のうしろにちらっと見えています。まわりの普通のタチツボスミレの中で白い花はひときわ目をひきます。
 一つの種のなかには、花の色のように目に見える突然変異も見えないものも無数に内包されていて、それが長い目で見て環境変化に対する保険みたいな役割をしているのではないかと思います。白花のような人の目に美しい変異種だけが野外から意図的に取り除かれるような時代は花にとっては受難の時代と言えるのではないでしょうか。
2003年5月
千歳市にて撮影。Otome

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シロスミレ

2005年6月19日 Up分
これは今日の写真です。高さは20cmくらいあったでしょうか、花の右側に半折り状態ですらりと伸びているのが葉です。葉の柄が葉身に比べてとても長いのが特徴です。いくら北海道とはいっても低地の草原はもうすっかり夏草が生い茂り、スミレを探すのは無謀でした。
 道路近くの湿地にわずかに咲き残っていましたが、この写真でもいくつか実を結んでいるのが見えます。
2005年6月
白老町にて撮影。Siro

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オオバタチツボスミレ

北海道のスミレのなかで最も大きくなるスミレです。高さは30cm以上、茎だって小指の太さくらいになります。大きな葉のタチツボスミレという名前がついていますがタチツボスミレやオオタチツボスミレなどとは縁の遠いものです。本州ではごく限られたところでしか見る事ができないそうですが、北海道とくに道北にはいたるところにあります。北方系のスミレなのです。
 体にあわせて花も大きくてその青紫ははっとするほど美しい。この写真は全然その色が出ていませんが今年はまた会えそうな予感がするのでその時にいづれまた。
2001年7月
雨竜沼にて撮影。Oobatachitubo_1

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キバナノコマノツメ(2)

2005年6月17日 Up分
世界のスミレのなかで最も広い分布域をもつ種類とされています。サラダに入れて食べれるのではないかと思うくらい柔らかく華奢なつくりのスミレなのですが、世界中に我が世の春を謳歌しているらしい。いったい何が成功の秘けつなのか聞いてみたい気がします。
 沢登りをする人にはなじみ深い花ですが、尾根通しのルートではまずお目にかかれません。コースがいくつかあるのなら、このスミレに出会える登山道が好きです。
2001年7月
大雪山にて撮影。Kibananokomanotume2

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アカネスミレ

2005年6月16日 Up分
ちょっと雰囲気がサクラスミレに似ています。よく同じ場所で両種が同時に見られることがありますが、アカネスミレの方がだいぶ小さいのですぐに分かります。
 丸くて花より高くならない葉っぱにも特徴がありますが、一番の特徴は天狗の鼻のような細長い距なのです。それがちゃんと写っている写真を探したのですがありませんでした。
2003年6月
帯広近郊にて撮影。Akane

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ミヤマスミレ(2)

2005年6月15日 Up分
ミヤマスミレの品種で葉っぱに斑が入るフイリミヤマスミレです。針葉樹林帯のようなうす暗い環境によく出てくるようです。この写真の葉は大きいですが、地面にへばりついたような小さな葉でちゃんと花をつけるものもあります。
 ミヤマスミレは北海道の山道では無数に見られますし、とても変異が大きいので、葉っぱを見ただけで確実にミヤマスミレと分かるようになるとその他のスミレの見分けがぐんと楽になります。
2003年5月
室蘭市にて撮影。Fuirimiyama

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エゾアオイスミレ

2005年6月13日 Up分
もっと特徴のよく出た写真をいつか追加したいと思います。アオイスミレとの見分けが難しいと言われますが、咲き始め柔らかく産毛の密生した新葉が同時に伸びて、やがて花より高くなります。越冬葉や地面を這う茎は見られません。
 アオイスミレもこのエゾアオイスミレも群生はしないようですし、春先のほんの一瞬だけ輝く種類なのでなかなか見つけづらいのかもしれません。
2005年5月
帯広近郊にて撮影。Ezoaoi

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アオイスミレ

2005年6月13日 Up分
もっとちゃんと写真を撮っておくんだったと後悔しています。フキの葉っぱの小さいようなのがアオイスミレの葉です。虫に喰われたり、シミがついていたりして明らかに雪の下で越冬した葉ですね。地下茎ならぬ地上を這う緑色をした茎がこの大株から離れたいくつかの小株に繋がっていました。まるでイチゴのようでした。
 花期が非常に早い種類なので、もう今年は花には会えないでしょう。また来年。
2005年5月
上磯町にて撮影。Aoi

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スミレ(2)

2005年6月12日 Up分
これは今日の一枚。市内を流れる豊平川で撮ったもの。街の中心部を流れる豊平川は川とは呼べないようなものに造り変えられてしまったけれど、ちょっと郊外に出ると全く別の川のように生き生きしている。カワセミやヤマセミが飛び、こうして悠久の昔からスミレが同じ場所に息づいています。
 花の背丈は5cmほどしかなくて、その場所に着いても最初は全く見つけられなかった。
2005年6月
札幌市南区にて撮影。Sumire2

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ヒカゲスミレ

2005年6月11日 Up分
ヒカゲスミレはヒナスミレと相性が良いらしく、分布域も似ていますがよくいっしょに咲いているのを見かけます。大きさが2倍ほども違うので、ヒナスミレがプリンセスならこちらは王子様といった風情でしょうか。良い写真がなくて、こんな葉がまだ開ききっていないものしかお見せできないのが残念ですが、いずれまたの機会に。
 名前は日陰ですがけっこう陽当たりのよいところに群生しているのを見かけます。
2005年4月
苫小牧近郊にて撮影。Hikage

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ヒナスミレ

2005年6月11日 Up分
ヒナスミレは北海道で見られるスミレのなかでは最も花期の早いもののひとつです。春一番にこのスミレが咲いているかどうか見に行くのが楽しみになっています。地面から四方に張り出した特徴ある葉が目印です。枯れ草のなかでこの葉はよく目立ちます。花は淡いピンク色でとてもかわいらしいスミレです。
 道南から道東まで大平洋沿岸に分布が片寄っているようですが、石狩平野低地帯を札幌付近まで北上しているらしい。
2005年5月
苫小牧近郊にて撮影。Hina

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